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高島市スポーツ協会 会長あいさつ
心地よい風を感じる季節となりました。市民の皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は一般社団法人高島市スポーツ協会の運営に深いご理解とご協力・ご支援を賜り誠にありがとうございます。
さて、本協会は去る5月16日に「令和6年度 定時社員総会」を開催し昨年度の事業報告、会計決算報告等を行い、令和6年度のスタートを切る事ができました。「安曇川総合体育館」の指定管理、5年間を終え更新。さらに「新旭体育館・新旭武道館」の指定管理者として一歩を踏み出す重要な年となります。皆様方の更なるご支援をお願いいたします。
次に、例年実施の「高島市民体育大会」が本年度より「高島市民スポーツ大会」と名称変更して、市制20周年記念行事の一環として4月26日よりすでに始まっています。各会場・日時等はすでに全戸配布しておりますチラシをご確認ください。お近くで開催の競技や関心の高い種目を観戦・応援して盛り上げていただきたいと思います。
盛り上げると言えば、いよいよ二度目の開催の国体が来年に迫りました。ご存じのようにこちらも「国民スポーツ大会」「全国障害者スポーツ大会」と名称変更を行っています。
大会の愛称は「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」、スローガンは「湖国の感動 未来へつなぐ」です。また大会マスコットの「キャッフィー・チャッフィー」もよく目にしていただいていることと思いますし、テーマ曲も耳にしていただけていると思います。
現状では、もう一歩盛り上がりがない気もしますが、県や市を中心に今後盛り上げにかかることでしょう。すでに大会のボランティアの募集も開始されています。国内からトップレベルの競技者が集うこの大会、「観るスポーツ・支えるスポーツ」という観点からも是非何らかの形で参加していただければと思います。まずは市民の皆様の意識・気運を高めていただければ幸いです。
それらを契機に皆様の生活が変容し、これからの健康・長寿につながることを期待してやみません。
一方、市民スポーツ大会の会場で役員さんから「競技人口が減ってきて困っている」という声がありました。市の人口の減少も何かニュースで話題になっていましたが、児童数の減少や、運動離れの傾向もあってスポーツ少年団に人が集まらず消滅しています。また中学校の部活動もいろいろ課題を抱え、クラブ移行の問題も行く先が見えません。地元の二つの高校も活発に活動している様子が、ぐっと減ったような気がするのは私だけでしょうか。強いチームを作るだけでなくて、生涯に生きるスポーツ活動を若いうちにもっと体験させたいなと思います。
いろいろな課題のある中ですが、まずは自分が楽しめないと人には勧められません。「スポーツを通じて 豊かな活力あるまち、高島市の実現を」をスローガンに今年も頑張って参ります。どうぞよろしくお願いします。
一般社団法人 高島市スポーツ協会 伊藤 隆樹